INFJ男性に好意を抱いている方はここをチェック

INFJは怒るとマジで怖い。敵に回すなと言われている真意を徹底解説

INFJの取扱説明書

INFJが怒る理由を知って、上手く付き合っていきたい。

最近、INFJが急に怒り出したものの何が原因なのかわからない…。

いつも優しいけど、一度キレたら本当に怖くてどう接していいか不安…。

本記事は、このような悩みを抱えている「INFJに好意を抱いている方」に読んでいただきたい内容となっています。

本記事のテーマ

INFJは怒るとマジで怖い。敵に回すなと言われている真意を徹底解説

読者さんへの前置きメッセージ

INFJは普段、穏やかで思いやりにあふれていますが、一度怒ると本当に怖いと言われることがあります。

もしあなたの身近にINFJの恋人や友人がいるなら、「怒らせてはいけない」と少し身構えてしまうかもしれません。

とはいえ、本来のINFJは思いやり深く、めったに怒りを外に出さないタイプです。

本記事では、そんなINFJの性格傾向を踏まえつつ、「なぜINFJが怒ると怖いのか」を詳しく解説します。

加えて、INFJに好意を持つ方や身近にINFJがいる方に向け、怒らせないためのポイントや良好な関係を築くコツもご紹介します。

ひとつずつ読み進めることで、INFJへの理解が深まり、より良いコミュニケーションのヒントが得られるはずです。

それでは、さっそく見ていきましょう。

りお

過去数年間、INFJ-A(提唱者)と診断され続けている20代男。ENTPの年下彼女と付き合っています。
生きづらさと恋愛で悩んだ学生時代に「自分の恋愛観」と向き合い、人生を一変させた経験があります。数少ないINFJ男性の「恋愛に関する悩み」に寄り添い、1人でも多くの同志が「恋愛を楽しめるようになれる」考え方を発信していきます。

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INFJは基本的に穏やかで理想主義な性格

まずはINFJの基本的な性格について押さえておきましょう。

INFJとは、MBTIで定義される16種類の性格タイプの一つで、日本語では「提唱者」とも呼ばれます。

INFJの人は深い洞察力と共感力を持ち、理想主義的で創造的な傾向があります。

周囲の人の気持ちを敏感に感じ取り、思いやり深く接する平和主義者が多いのも特徴的です。

特に、場の調和を大切にし、雰囲気を壊すような表現は極力避ける傾向にあります。

そのためINFJは、人前で怒りや悲しみといったネガティブな感情をあまり表に出しません。

実際、「INFJは怒り方がよく分かっていない」といわれることもあり、内心イライラすることがあってもグッと我慢してしまう傾向があります。

穏やかで優しい印象の裏には、周囲を配慮しすぎるがゆえに、自分の怒りを飲み込んでしまうという性質があるのです。

「INFJは怒るとマジで怖い」と言われている3つの理由

「INFJは怒るとマジで怖い」と言われている理由は、大きく分けて3つあると考えています。

  1. 怒りを溜め込んで突然爆発するから
  2. 深い価値観や理想を裏切られると激しい怒りを見せるから
  3. 怒った時の態度が冷徹すぎるから

それぞれ詳しく解説していきます。

①怒りを溜め込んで突然爆発するから

INFJが「怒ると怖い」と言われる大きな理由の一つは、その怒りのエネルギーを無意識に溜め続けているという点にあります。

前述したように、INFJは人間関係の調和を乱したくない気持ちが強く、多少の不満や怒りは自分の中に押し込めてしまいます。

INFJは、周りから見ると常にニコニコと愛想が良いタイプで、「この人は滅多に怒らない穏やかな人だ」と思われがちです。

実際、INFJである僕も怒りを表面に出さないよう意識しています。

ただ、「どうすればこの気持ちを伝えられるのだろうか」と試行錯誤しているうちに、怒りを飲み込んでしまうというのも事実です。

この怒りの感情を抑え込んでばかりいると、当然ストレスが蓄積していきます。

そうすると、INFJは自分の内面に葛藤を抱えこみ、周囲には平静を装いますが、心の中では怒りのメーターが少しずつ上がっている状態になります。

そしてある瞬間、我慢の限界を迎えて、表面上で爆発してしまうのです。

長い間溜め込まれた怒りは、限界点を超えると一気に爆発します。

普段滅多に怒らないINFJだけに、周囲の人からすれば「突然人格が豹変した」ように見えるでしょう。

本人にとっては積もり積もった結果の怒りですが、当然周りから見れば唐突で激しい怒りに映ります。

例えば、人間関係でINFJが理不尽な扱いを受け続けても、最初は笑顔で平然を装います。

しかし相手がその優しさに甘えてつけあがると、INFJの中では静かに不満が募っていくのです。

そして限界を超えたとき、穏やかだったINFJが声を荒らげたり厳しい態度を見せたりするでしょう。

そのギャップの大きさこそが、周囲に「INFJを本気で怒らせてはいけない」と思わせるゆえんだといえます。

②深い価値観や理想を裏切られると激しい怒りを見せるから

INFJは単に自分個人の利害で怒るというより、深く根付いた価値観や信念を踏みにじられたときに強い怒りを感じます。

もともと理想主義的で道徳観を重んじるINFJは、自分や大切な人の信念・倫理に反する行為に対して我慢できません。

例としては、以下のようなことが挙げられます。

  • ルールやマナー、約束を破る
  • 弱者を踏みつけにする
  • 嘘やごまかしで人を欺く

こうした行為はINFJの倫理観に反し、静かな怒りの炎を燃え上がらせる引き金になります。

普段は穏やかで思いやり深いINFJですが、自分の大事にする価値観を侵害されると態度が一変します。

心の中で「それは絶対に許せない」という線引きがあり、それを越えられた瞬間に強烈な怒りを覚えるのです。

裏を返せば、INFJを本気で怒らせてしまうのは、多くの場合、信頼や倫理を裏切る行為だといえます。

言い換えれば、彼らの怒りのポイントは非常に深いところにあり、日常的な些細なミスや言い争い程度では逆にあまり怒らないとも言えるでしょう。

また、理想と現実のギャップに傷つき、復讐心を抱くこともあります。

大切にしていた信頼や理想を踏みにじられたINFJは、深く傷つくと同時に強い復讐心や正義感による怒りに駆られることがあります。

普段は倫理的で良心的なINFJですが、一度「許せない」というスイッチが入ると、目的を遂げるために手段を選ばなくなる場合もあるのです。

誠実に接してきた相手に裏切られたとき、INFJは心の底から怒り失望します。

そして「なぜあんな人を信じてしまったのか」という自己嫌悪や、「なんとかして償わせたい」という思いに囚われることもあるでしょう。

このように深い部分で人を信じているINFJだからこそ、裏切りに対する怒りは激しく燃え上がるのです。

③怒った時の態度が冷徹すぎるから

INFJが本気で怒った際には、感情を爆発させるだけでなく、一種の冷静さを帯びた怖さを見せることがあります。

怒りに任せてわめき散らしたり暴力的になるタイプではなく、むしろ静かで冷酷な態度を取るため、かえって周囲は恐ろしく感じるのです。

例えば、それまで笑顔だったINFJが急に表情を消し、低い静かな声で厳しい言葉を投げかけてきたらどうでしょうか。

大声で怒鳴られるよりも余程ゾッとし、「本気で怒らせてしまった…」と震え上がってしまうかもしれません。

INFJは怒りの最中でも相手の言動を冷静に観察し、的確に痛い所を突いてくることがあります。

持ち前の洞察力がネガティブに働き、「相手に与えるダメージ」を計算した言動を取ることさえあるのです。

怒りで感情的になりながらも頭の片隅は冴えており、ある意味戦略的に怒りを表現するため、受け手からすると非常に怖い印象を与えるでしょう。

怒りに火がついたINFJは、相手との信頼関係を完全に断ち切る覚悟で行動し、徹底的に自分の正当性を主張したり相手の誤りを周囲に訴えたりすることがあります。

普段の穏やかさからは想像できない容赦のなさが相まって、INFJの怒りがひときわ恐れられる理由だといえるでしょう。

INFJの怒り方でもう一つ特徴的なのが、関係そのものを断ってしまう極端さです。

いわゆる「ドアスラム」と呼ばれる行動で、これはそれまで良好だった人間関係であっても突然シャットアウトしてしまうことを指します。

まるで目の前でバタンとドアを閉めるように、相手との連絡を断ち心の扉を閉ざしてしまうのです。

INFJは一度「この人はダメだ」と見切りをつけると驚くほど冷淡に距離を置きます。

昨日までは親しく接していた相手でも、ドアスラムが発動すると以後一切関わらなくなることさえあります。

このドアスラムは、INFJが限界まで我慢した末に下す決断でもあります。

相手からすれば「突然関係をリセットされた」形になり、大きなショックを受けるでしょう。

周囲から見ると、そこに至る経緯を知らないだけに「INFJは怒ると一瞬で人間関係を切り捨てる怖い人」と映るのかもしれません。

INFJと良好な関係を築くために必要な3つのポイント

ここまでINFJの怒りの特徴について見てきましたが、「怖い一面があるなんて知ってしまうと付き合いづらい…」と心配する必要はありません。

繰り返しになりますが、INFJは基本的に思いやりがあり忍耐強い性格で、よほどの裏切りや侮辱でもない限り本気で怒ることは稀なことです。

大事なのは、日頃からINFJの気持ちや価値観を尊重し、信頼関係をしっかり築いておくことです。

そうすれば、むしろINFJは、深い信頼を築いた相手に対しては非常に献身的なので、あなたの良き理解者となってくれるはずです。

ここでは、INFJと上手に付き合うための具体的ポイントをいくつか紹介します。

  1. 価値観を尊重し誠実でいること
  2. 感謝と気遣いをしっかり伝えること
  3. 本音で話し合うことを心がけること

さっそく見ていきましょう。

①価値観を尊重し誠実でいること

INFJが最も傷つき怒りを覚えるのは信頼を裏切られたと感じたときです。

約束を守る、嘘をつかない、陰で侮辱しないなど、基本的な誠実さを何より大切にしましょう。

②感謝と気遣いをしっかり伝えること

INFJは他者に合わせて我慢してしまう傾向があるため、「いつも理解してくれてありがとう」「何か嫌なことがあったら教えてね」など感謝や気遣いの言葉を伝えてください。

自分も大切にされていると感じると、不満を溜め込みにくくなります。

③本音で話し合うことを心がけること

普段穏やかなINFJでも、内心ストレスを感じていることがあります。

定期的に様子を気遣い、「最近どう?何か困っていることない?」と優しく尋ねてみましょう。

安心できる雰囲気であれば、INFJも少しずつ本音や不満を打ち明けてくれるかもしれません。

まとめ

INFJが怒ると怖いと言われるのは、普段とのギャップが大きく、怒りの表現が極端になりやすいからです。

普段は優しく穏やかなINFJほど、その内に秘めた怒りが爆発したとき周囲に与えるインパクトも強烈です。

また、INFJの怒りは深い価値観の裏切りに起因し、一度スイッチが入ると冷静かつ徹底的な態度で関係を断つこともあります。

そのため「INFJは怒らせてはいけない」と言われるわけです。

しかし裏を返せば、INFJの怒りを爆発させないための鍵はシンプルです。

それは、日頃から信頼を裏切らず、思いやりを持って接すること。

これに尽きます。

INFJは基本的に共感力が高く他者を思いやるタイプです。

あなたが誠意を示し良好な関係を築いていけば、決して理不尽に怒り出すような人ではありません。

むしろ絆が深まるほど安定した優しさで接してくれるでしょう。

大切なのは、お互いの性格や感じ方の違いを理解し合うことです。

本記事の内容が、INFJの恋人や友人との信頼関係を築くためのヒントになれば幸いです。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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